マクラメの構造は、驚くほど少数の基本結びの組み合わせで成り立っている。伝統的な技法を体系化してきた日本マクラメ普及協会などの指導メソッドでも重視されるのが、「平結び(ひらむすび)」と「ねじり結び(スパイラルノット)」の2大基本手技だ。
左右交互に紐を交差させて平らな帯を作る平結びは、鉢の底面を支える頑丈なネット構造に不可欠。一方、同じ方向へ編み進めるだけで自然と美しい螺旋を描くねじり結びは、吊り下げロープ部分に優美な動きを与えてくれる。この2つに、まとめ結び(ラッピングノット)を加えた3つの技法さえマスターすれば、市販品と見分けがつかない本格的な作品が30分程度で仕上がる。