素材の多様化は、この小さな什器がインテリア雑貨として確固たる地位を築いた決定的な要因だ。
パイン材などの白木を用いたナチュラル系は、北欧テイストや観葉植物との相性が抜群に良い。木目を生かした温もりある佇まいは、ポストカードや旅先のスナップ写真を何気なく置くだけで、部屋の一角に温かな物語性を生み出してくれる。
スチールやアイアンを用いた無機質なラインナップも見逃せない。黒のマット塗装はインダストリアルな空間に溶け込み、真鍮風のメタリック仕上げはクラシックモダンな書斎やベッドサイドに上品なアクセントを添える。素材の選び方ひとつで、飾るものの品格そのものが劇的に変化するのだ。