スマートフォンのインターフェースが急速にType-Cへと統一されつつある中、ダイソーイヤホン売り場の最新状況を定点観測すると、明確な棚割りの変化が確認できます。店頭のメインストリートを占めるのは330円〜1,100円のワイヤレス製品やType-C直結イヤホンであり、ライトニング関連製品は縮小傾向にありつつも、専用のフックに絞り込まれて陳列されています。
ダイソーで展開されている代表格が、ダイソーのライトニングイヤホン(税込550円商品)です。ここで注意すべきは、100円(税込110円)の価格帯ではライトニング端子を搭載したイヤホン本体は一切存在しないという事実です。パッケージには大きくライトニング端子のイラストが描かれていますが、裏面には非常に小さな文字で「Bluetooth接続が必要です」という注意書きが記されています。
一方、セリアの店頭では方針が大きく異なります。セリアは100円均一(税込110円)を貫く店舗形態であるため、原価の高いライトニング直結イヤホン本体は取り扱っていません。その代わり、定番のロングセラーとして並んでいるのがセリアのイヤホン変換アダプターや関連コード類です。一般的な3.5mmミニプラグのイヤホンをライトニングに変換するパーツが中心となります。
また、キャンドゥのiPhone有線イヤホン売り場においても、セリアと同様に3.5mmプラグの標準イヤホンと変換コネクタを組み合わせる提案が主流です。一部の大型店舗では550円前後のBluetoothハイブリッド型直結イヤホンがスポット入荷することもありますが、常時在庫されている主力は110円の変換コードや汎用イヤホンとなっています。