体型を論じる上でまず把握すべきは、公的な健康指標と世間一般で求められる審美指標の客観的な計算値です。身長154cmにおけるBMI計算は、身長の二乗(1.54 × 1.54 = 2.3716)に目標BMIを掛け合わせることで算出されます。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」等の報告に基づくと、病気にかかりにくく健康維持に最適とされる日本肥満学会基準の154cmの適正体重(BMI22)は52.2kgです。20代〜30代の日本人成人女性の実測平均体重もこの適正体重付近(50〜53kg)に分布しており、統計的に最も標準的な数値と言えます。
一方、ファッション誌や美容医療の現場で「洋服をすっきり着こなせる基準」として長年用いられてきた154センチの美容体重(BMI20)は47.4kg、さらに細身を追求するシンデレラ体重(BMI18)は42.7kg、パリコレなどのランウェイモデル基準に近いモデル体重(BMI17)は40.3kgとなります。
ここで知っておくべきは、BMI18.5未満は医学的には「低体重(痩せ)」に分類され、免疫力低下や骨密度低下、月経不順といった健康リスクが急増するボーダーラインであるという事実です。