発言を巡る議論は、単なる個人へのバッシングに留まらずカルチャー論へと波及した。ゲーマーの間で「人権」という単語は、「人権キャラ」「人権武器」のように、攻略上不可欠な強さや基礎水準を指すスラングとして長年日常的に消費されてきた背景がある。
だが、そのスラングが基本的人権という憲法上の崇高な概念を軽視・侵食しているという批判は根強く存在した。一般視聴者にとって「身長170cm未満には生きる権利がない」とストレートに解釈されるのは自明であり、サブカルチャーのジャーゴンが公共圏に接続された際の致命的な危険性を浮き彫りにした。