火のない所に煙は立たない、と言う。今回の騒動の引き金となったのは、都内有数の高級住宅街にある隠れ家フレンチから出てきた二人の姿を捉えた一枚の写真だった。キャップを深めにかぶり、オーラを消そうとしながらも隠しきれない立ち姿。その横に寄り添う女性の影。写真は瞬く間に拡散され、様々な推測を呼んだ。
かつての彼なら、徹底したファンサービスと完璧な「神対応」のキャラクターで、いかなる疑惑も立ち塞がせたかもしれない。ファンを「彼女」と呼び、アイドルとしてのパブリックイメージを寸分狂わず維持し続けた圧倒的なプロ意識。だからこそ、今回の報道に対するファンのリアクションは従来のものとは明らかに異なる。「悲鳴」以上に目立つのは、「ついにこの時が来たか」というどこか覚悟を決めたような受け止め方だ。