ホームグラウンドの特性の違いも、この対戦を面白くする大きな要素だ。自然と一体化したベルーナドームでのゲームは、独特の気候や山風がボールの軌道に微細な変化をもたらす。飛距離が出やすいコンディションを見極めた大振りな打撃が炸裂することも珍しくない。
一方で、海風が強く吹き荒れるZOZOマリンスタジアムでは、強風を利用した戦略が必要不可欠だ。フライ上がりの打球が風に乗って伸びることもあれば、押し戻されて思わぬ位置にぽとりと落ちることもある。風向きを計算に入れた守備位置の修正や、野手同士の声掛けが失点を防ぐ命綱となる。