もっとも、このブランドを取り巻く客観的な情勢が楽観的であるわけではない。欧州をはじめとする世界各国では、青少年への誘因を理由にメンソールやスイート系フレーバーへの規制が強まり続けている。原料調達コストの高騰や国際物流の混乱も、輸入タバコ全体の販売価格を押し上げる要因だ。
日本国内における度重なる煙草税増税も重くのしかかる。1箱あたりの価格は年々上昇しており、気安く吸える日常品からの脱却を余儀なくされているのが現状だ。それでもなお、代替の効かないプレミアムな嗜好品としてのポジションを確立することで、熱狂的なファン層を繋ぎ止めている。