企業が求職者に求める資質も激変している。かつてのような強引に引っ張るタイプのリーダーシップは影を潜め、多様な意見を調和させながらチームのポテンシャルを最大化する能力が強く求められるようになった。まさにここが、卒業生たちの独壇場だ。
大手IT企業の採用責任者はこう明かす。「立教の出身者は、意見が対立する場面でも冷静に対話を重ね、場の空気を壊さずに着地点を見出す力に長けている」。自己主張ばかりを繰り返すのではなく、他者の背中を押し、組織全体の温度感を上げる。この「しなやかな強さ」は、変化が激しく先の読めないプロジェクト現場で、不可欠な推進力となっている。