アスリートたちの泥臭い躍動もまた、学風を鮮やかに体現している。近年の箱根駅伝で見せる躍進や、神宮球場を沸かせる東京六大学野球の熱戦。画面越しにも伝わってくるのは、単なる勝敗へのこだわりを超えた独特の品格だ。
新座キャンパスの広大なグラウンド。早朝から汗を流す選手たちに話を聞くと、異口同音に返ってくる言葉がある。「勝つことは目標だが、目的は仲間や対戦相手と共に成長すること」。自己の限界に挑みつつも、ライバルをリスペクトし、応援してくれるスタンドと喜びを分かち合う。勝利至上主義の冷徹さとは一線を画すそのスタイルが、多くのファンの胸を打ち、キャンパスの一体感を強烈に育んでいる。