今後さらに存在感を増すと目されているのが、韓国発の人気キャラクターと「脱力系マスコット」の潮流だ。
韓国から上陸した『チェゴシム(CHOEGOSHIM)』は、カラフルでポップなイラストに「自分をまるごと愛そう」「なんとかなる」といったポジティブで自己肯定感を高めるメッセージが添えられ、20代女性を中心に爆発的な支持を獲得している。また、アニメ『ポロロ』のスピンオフからネットミーム化してブレイクした『ジャンマンルーピー(ZANMANG LOOPY)』のように、キュートな見た目と裏腹な「毒気・皮肉」を併せ持つキャラクターの需要も底堅い。
国内勢で次に来るネクストブレイクキャラクターとして注目すべきは、パペット実写動画で異彩を放つ『パペットスンスン』や、日常の機微をシュールに切り取る個人クリエイター発の短尺アニメ群だ。AI技術の普及によって精緻なCGが溢れかえる反動として、アナログな手触り感や、不条理な間合いを持つアナログテイストなIPが、デジタルネイティブ世代の心を捉え始めている。