スペック表の数字に惑わされてはいけない。本当に良いタオルを見抜く視点は3つに集約される。
第1に「綿の質と糸の捻り方」だ。無撚糸(むねんし)は羽毛のように柔らかいが毛羽落ちしやすい。一方、甘撚糸(あまよりし)や長綿(超長綿)を用いたものは、しなやかさと耐久性のベストバランスを誇る。第2に「GSM(1平方メートルあたりの重量)」の確認。軽やかな300〜400GSMは速乾重視、肉厚な500GSM以上はホテルライクな高級感をもたらす。そして第3が「目的に応じた加工技術」だ。銀イオン(Ag+)や天然竹繊維による自然抗菌加工が施されているかどうかが、生乾き臭を防ぐ決定打となる。