大阪の市街地や沿岸部で「ドン!」という重低音が響いた際、SNS上では瞬く間に「大阪 花火 音 今日の真相」「大阪 ゲリラ花火 ネットの反応」といった関連ワードがトレンド入りします。大規模な花火大会の告知がない日に花火が上がる背景には、大阪特有の地理的要因とイベント文化が存在します。
突発的な花火が打ち上がる主な理由は次の4つです。
第一に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の夜間演出です。パーク内のシーズナルイベントやナイトプログラムに伴い、閉園前後の時間帯に数十発から数百発の花火が打ち上げられます。此花区周辺はもちろん、対岸の港区、大正区、西区、さらには福島区方面まで音が反響して届くケースが頻発しています。
第二に、ベイエリアを中心としたサプライズ花火です。此花区の舞洲(まいしま)や南港、泉南りんくう公園(SENNAN LONG PARK)周辺では、企業プロモーションや地域活性化を目的とした無告知の「短時間打ち上げ」が定期的に行われています。混雑緩和と安全確保を最優先するため、事前の日時告知を行わずに5分〜10分間程度だけ夜空を彩るスタイルが定着しました。
第三に、結婚式場やホテルによるプライベート打ち上げです。桜島や南港、りんくうタウン周辺のリゾートウェディング施設では、披露宴のフィナーレ演出として数十発の花火を打ち上げるプランが用意されており、週末の19時〜20時前後に音が鳴り響く主因となっています。
第四に、プロ野球や野外フェスの演出です。京セラドーム大阪は屋内ですが、万博記念公園やお買いもの施設隣接の屋外広場などで開催される特別イベントのクライマックスに花火が組み込まれる場合があります。