すべては、週刊誌にスクープされた「手つなぎデート」の写真から始まった。
当時、キングオブコント王者として頭角を現し、バラエティ番組に引っ張りだこだったバイきんぐ・小峠英二。一方、坂口良子という大女優の娘でありながら、おバカタレントとしてバラエティで異彩を放っていた坂口杏里。
接点がないように見えた二人の熱愛報道に、世間は当初、半信半疑だった。お笑い芸人の「ネタ」なのか、それとも売名のための「ビジネス熱愛」なのか。しかし、カメラの前に立った小峠の、照れながらも真摯に彼女をかばう姿が、人々の冷ややかなかたくなさを少しずつ溶かしていった。