JR新宿駅西口のガード沿いに寄り添うように佇む「思い出横丁」。戦後の闇市から始まったこのエリアは、約80軒もの小さな酒場がひしめき合う、東京屈指のノスタルジックスポットです。
新宿思い出横丁現在の様子を取材すると、以前にも増して多国籍な賑わいを見せています。赤提灯が灯る狭い路地には、炭火で香ばしく焼かれるやきとんや焼き鳥の煙が立ち込め、国籍や世代を超えた交流が自然と生まれています。近年は英語メニューの整備やキャッシュレス決済を導入する店舗が大幅に増加し、初めて訪れる旅行者や女性客でも気軽に立ち寄りやすい環境が整いました。
快適に楽しむためのコツは、混雑が本格化する夕方17時から18時台前半の早めの入店を狙うこと。席数が数席〜10席程度の小規模店舗が多いため、1軒で長居するよりも、1〜2杯と自慢の串焼きをつまんで次の店へ移る「ハシゴ酒スタイル」が粋なマナーです。