この遊覧船の代名詞とも言えるのが、船を追いかけて飛んでくるカモメやウミネコへの餌付け体験です。手元から器用にエサをくわえていく鳥たちの姿は非常に愛らしく、シャッターチャンスの連続となります。しかし、この旅の本当の価値は、鳥たちとの触れ合いの先にある「舟屋」の景観そのものにあります。
陸上を歩いているだけでは決して見ることのできない、海に向かって開かれた舟屋の1階部分。船が収納されている様子や、漁具が干されている光景は、人々の生活が海と密接に結びついていることを生々しく伝えてくれます。水面ギリギリの視点から見上げる約230軒の舟屋群は、まるで絵画のような美しさです。