宇都宮を訪れたなら、焼き餃子だけでなく水餃子も必ずセットで注文するのが通の流儀です。焼き餃子が香ばしい焼き目とパリッとした食感を楽しむものであるのに対し、水餃子はモチモチとした皮の弾力と餡本来の風味をダイレクトに味わう設計になっています。
地元民が実践する水餃子の食べ方には独特のルールがあります。深皿の茹で汁の中に浸かって提供される水餃子に対し、小皿でタレを作るのではなく、丼の茹で汁の中に直接「醤油・酢・ラー油」を回し入れて自分好みのスープに仕立てるのが宇都宮スタイルです。お酢を多め(酢7:醤油3程度)に注ぎ、レンゲで皮を少し崩しながらスープごとすすることで、さっぱりとした極上の旨味を余すところなく堪能できます。