かつて韓国芸能界において、アイドルが俳優業へ進出する際には「演技ドル(演技をするアイドル)」という偏見がつきまとう時代がありました。しかし、ジュノはそのステレオタイプを自らの演技力と情熱のみで完全に打ち砕いた先駆者です。映画『監視者たち』での端役からスタートし、助演として着実にキャリアを積み上げた彼の足跡は、同世代の役者の中でも群を抜いて硬派なものでした。
数あるイ・ジュノのドラマ代表作の中でも、彼の評価を決定づけたのが2026年から2026年にかけて放送された『赤い袖先』です。悲劇の王・正祖(イ・サン)の若き日を演じたジュノは、厳格な君主としての威厳と、一人の女性を深く愛する脆さを卓越した感情表現で演じ分けました。最高視聴率17.4%を記録した本作により、第58回百想芸術大賞においてテレビ部門の男性最優秀演技賞を受賞。これはK-POP男性アイドル出身の俳優として史上初の快挙であり、2PMジュノの受賞歴まとめにおける最大の金字塔となりました。
さらに続く『キング・ザ・ランド』では、洗練されたビジュアルと巧みな間合いでグローバル視聴者を虜にし、Netflixの非英語テレビ部門で世界1位を記録。重厚な正統派史劇から王道ラブコメディまでを完璧に乗りこなす演技の幅広さを世界中に知らしめました。