カチューシャを着けると「顔の輪郭が強調されて大きく見えそう」と躊躇する人は少なくない。しかし、資生堂をはじめとする美容・ヘアケア業界のトップヘアメイクアップアーティストたちは、むしろ「カチューシャこそ最強の輪郭補正ツールである」と口を揃える。鍵を握るのは、頭頂部のボリュームと後れ毛の配置だ。
まず、バンドを装着する位置は生え際から指2〜3本分奥が理想的とされる。装着後、カチューシャのすぐ後ろの毛束を指先で少しずつ引き出し、トップに自然な高さを出すことで、視覚的に縦の黄金比が生まれる。さらに、耳の前から引き出した少量の後れ毛にオイルやバームを馴染ませて顎ラインに沿わせるだけで、フェイスラインの余白を巧みにカモフラージュできるのだ。