文枝の隣で番組を支え続けた歴代アシスタントの存在も欠かせない。なかでも1997年から四半世紀にわたってタッグを組んだ山瀬まみとの掛け合いは絶品だった。山瀬の親しみやすいツッコミと文枝のお茶目なボケが見事なハーモニーを奏で、番組の黄金期を支えた。
文枝のトークの根底に流れているのは、吉本興業の舞台で磨かれたお笑いの呼吸と、伝統芸能である上方落語の技術だ。相手の言葉を巧みに拾い上げ、物語として膨らませて落とす。落語の演目で培われた人間観察眼があったからこそ、どんなに個性の強い新婚夫婦がやってきても不快感を与えることなく、温かい笑いへ昇華させることができたのだ。