551蓬莱の創業者・羅邦強の波乱万丈伝!豚まん誕生秘話と名前の由来

551蓬莱の創業者・羅邦強の波乱万丈伝!豚まん誕生秘話と名前の由来

551蓬莱の創業者・羅邦強の波乱万丈伝!豚まん誕生秘話と名前の由来の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

1945年10月、難波の一角にオープンした粗末なバラック建ての店舗が、すべての始まりである「蓬莱食堂」です。「蓬莱」とは、中国の神話で東の海に浮かぶ仙人が住む不老不死の霊山を意味し、「お客様にいつまでも幸福と健康をもたらしたい」という願いを込めて名付けられました。

開業当初はカレーライスや中華粥、ぜんざいなどを提供して飢えた人々の胃袋を満たしていましたが、転機は1952年(昭和27年)に訪れます。羅邦強氏は、神戸の南京町で親しまれていた中華まん(包子)に着目。「これを大阪人の舌に合う、安くて最高に旨い名物に仕立て直せないか」と考え、独自の豚まん開発に乗り出しました。

当時の日本人にとっては、本場中国の香辛料(八角など)が強すぎる傾向がありました。そこで羅氏は試行錯誤を重ね、具材を「豚肉」と「玉ねぎ」の極めてシンプルな組み合わせに絞り込みます。玉ねぎの自然な甘みと豚肉のダイナミックなダイス状カットによるジューシーな旨味、そしてほんのり甘いモチモチの皮。これらが絶妙に調和した、現在に続く「551の豚まん」の原型がここに完成しました。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。