「トレス素材を使っても、なぜか平面的に見えてしまう」という悩みは、立体意識の欠如から生まれる。初心者でも描けるアタリのコツは、まず人物を「箱」として捉え、地面のグリッドに足を配置することだ。頭部の高さだけを意識するのではなく、足元の接地感と肩の傾きをアタリの段階で合わせると、6人が同じ空間に立っているリアリティが生まれる。
視線誘導の基本テクニックとして、手前のキャラクターの腕の向きや小物の角度を使って、観客の目を画面奥へと誘導するガイドラインを作る手法がある。これにより、平面的になりがちなイラストに驚くほどの奥行きと立体感が宿る。