その人生は、決して平坦な一本道ではなかった。3度の結婚と離婚、映画プロデューサーとの大恋愛、そして世間を騒がせた数々のスキャンダル。だが、どんな逆境にあっても彼女は決して悲劇のヒロインぶることはなく、いつもどこかカラッとしたユーモアを漂わせていた。
子どもたちや孫たちとの関係も、歳を重ねるごとに穏やかな結びつきへと変化している。お互いの生活に過度に干渉せず、困ったときにはそっと手を差し伸べる絶妙な距離感。波乱に満ちた過去のすべてを肯定し、笑い話に変えてしまえる度量の広さこそが、現在の彼女が醸し出す品格の正体だ。