中国の小学校における一般的な給食メニューは、主食の白米に「大葷(肉や魚のメインおかず1品)」「小葷(肉と野菜の炒め物1品)」「素菜(純粋な野菜炒め1品)」「スープ(湯)」を組み合わせた「一汁三菜」スタイルが基本です。
代表的なおかずには、宮保鶏丁(鶏肉とナッツのピリ辛炒め)、番茄炒蛋(トマトと卵の炒め物)、紅焼肉(豚の角煮)、清炒時蔬(青菜炒め)などが並びます。本来の中華料理は強火で油と具材を一気に炒め上げる鮮度が命ですが、レトルト化された預製菜では青菜が茶色く変色し、肉の食感がゴムのようになるなど、味覚面での劣化が著しいと酷評されています。
気になる費用面について、都市部の小学校における1食あたりの給食費は12元〜20元(日本円で約260円〜430円前後)が相場です。月額に換算すると約250元〜400元(約5,500円〜8,700円)となります。日本の公立小学校の給食費(月額4,500円〜5,500円程度)と比較すると、現地の平均月収比では決して安くない金額を支払っているにもかかわらず、低品質なレトルトが提供されていたことが保護者の納得感を奪う大きな要因となりました。