コロンビア政府は直ちに非常事態宣言を発令し、軍および警察の防災部隊を総動員する態勢を整えた。赤十字社や国際NGOも即座に現地に入り、仮設テントの設営や給水車の手配を進めている。
だが、現場の対応力は限界に達しつつある。地方都市の医療機関では傷病者が殺到し、集中治療室(ICU)のベッドや血液パックが不足。発電機の燃料も底をつきかけている施設があるという。
さらに、避難所における衛生環境の悪化も懸念材料だ。夜間の冷え込みが厳しい山岳部では、毛布や防寒具の確保が急務とされている。国際社会からの緊急支援打診が相次ぐ中、いかに迅速に被災地点へ物資を届けるか、ロジスティクスの成否が命運を握っている。