死別から半年以上が経過しても日常生活に復帰できない、仕事や家事が手につかない、食事が喉を通らず体重が激減しているといった状態が続く場合、「複雑性悲嘆」や「うつ病」を発症している可能性があります。その際は、我慢せずに医療機関や公的な相談窓口を頼ることが不可欠です。
「ペットロスによるうつは何科を受診すべきか」という疑問に対しては、まずは心療内科または精神科の受診が推奨されます。睡眠導入薬や抗うつ薬などの薬物療法によって神経の高ぶりを鎮め、最低限の生活リズムを立て直すサポートが受けられます。
また、病名がつかなくても話をじっくり聞いてほしい場合は、ペットロス専門カウンセリング相談窓口や、臨床心理士・公認心理師によるグリーフカウンセリングの利用が有効です。専門のカウンセラーは、安易な励ましではなく、受容と共感をベースに対話を進めるため、誰にも言えなかった自責の思いを安全に吐露することができます。