2017年のシングル『背中越しのチャンス』での再タッグを経て、2026年にユニット結成15周年を記念して発表されたのが「亀と山P」名義による初オリジナルアルバム『SI』のリリースと、東京ドーム・京セラドーム大阪を巡るドームツアーでした。
しかし、この大型プロジェクトは予期せぬ事態によって暗転します。亀と山Pの再結成中止の理由には、不可抗力と事務所体制の急変という二重の要因が存在していました。
第一の要因は、2026年初頭から世界を襲った新型コロナウイルスの感染拡大です。同年5月・6月に予定されていたドームツアーは開催見合わせを余儀なくされ、それに伴い4月29日発売予定だったアルバム『SI』の発売も延期となりました。
決定打となったのは、同年夏以降の動向と山下智久の事務所退所経緯です。2026年8月に一部週刊誌報道を受けた活動自粛期間を経て、山下は海外作品への出演オファーを契機に、同年10月31日付でジャニーズ事務所(当時)を退所しました。これにより、所属レーベルであるソニー・ミュージックエンタテインメントは同年12月26日、アルバム『SI』の発売中止を公式発表。ジャケット写真や収録曲が公開され、予約受付まで進んでいた作品は事実上「お蔵入り」となったのです。