マイマイガの幼虫に毒はある?大発生の真相と失敗しない駆除・予防策

マイマイガの幼虫に毒はある?大発生の真相と失敗しない駆除・予防策

マイマイガの幼虫に毒はある?大発生の真相と失敗しない駆除・予防策に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

マイマイガ対策で最も成果を上げるポイントは、相手の成長段階に合わせた最適な防除手段を選択することです。成虫になってからや巨大化した幼虫への対応は労力と危険が伴うため、早期のアプローチが重要となります。

1. 幼虫期(4月〜6月)の駆除:殺虫剤と物理トラップ

幼虫がまだ小さい4月から5月上旬には、マイマイガの駆除方法として適切な殺虫剤(スミチオン乳剤、オルトラン水和剤、または環境負荷の低いBT水和剤)を樹木全体にムラなく噴霧するのが極めて有効です。1齢〜2齢幼虫であれば少量の薬剤で速やかにノックダウンできます。

木が高く薬剤散布が難しい場合や、住宅の外壁への這い上がりを防ぐには、マイマイガの粘着テープを用いた侵入防止が現場で絶大な効果を発揮します。樹木の幹の高さ1m〜1.5mほどの位置に、幅広の両面粘着テープやダクトテープ(粘着面を表にして巻く)を巻き付けることで、地面や下葉から上がってくる幼虫を捕獲・遮断できます。

2. 卵塊期(8月〜翌年3月)の駆除:ペットボトル器具の活用

マイマイガ対策においてプロが最も推奨するのが、冬の間の卵塊除去です。壁面や樹皮に産み付けられた茶色いフェルト状の卵塊には、1つあたり約300〜1,000個もの卵が含まれています。

ここで重宝するのが、マイマイガの卵塊を除去するペットボトル器具です。2リットルや500mlの硬めのペットボトルの上部を斜めに切り落とし、切り口をヘラ状に加工します。これを外壁の卵塊に押し当てて下から上へと削ぎ落とすと、鱗粉を周囲に飛散させることなく、削り取った卵塊がそのままペットボトル内に落ちて回収できます。回収した卵塊はビニール袋に密閉して可燃ごみとして処分します。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。