点数差によるものだけでなく、天候不順による降雨コールドや日没コールドの判断基準も大きく変化した。かつては審判団の「経験と感覚」に頼る部分が大きかった中断・打ち切りの判断が、現在では高精度な気象レーダーや球場内の暑さ指数(WBGT)モニターの数値をベースに機械的かつ厳格に行われている。
ノーゲーム判定の境界線や、サスペンデッドゲーム(一時中断・後日再開試合)の導入範囲拡大など、天候要因での試合打ち切りを巡るルール改正は、チームの戦略にも重大な影響を与えている。計算し尽くされた継投策が雨一陣で白紙に戻るドラマは、現代高校野球の新たな側面だ。