日本体育大学の真骨頂は、大学が誇る研究機関や最新設備をフル活用した「科学的アプローチ」にある。感性や経験に頼りがちだった従来のソフトテニス界に、明確な数値とデータをもたらした功績は大きい。
ハイスピードカメラを用いたフォーム解析はもちろん、各選手の心拍数データや疲労度を示すバイオマーカーの測定結果が日常的にフィードバックされる。ラリー中の球速、回転数、バウンド後の変化までが可視化され、自らの強みと課題を即座に把握できる環境が整っている。直感だけに頼らない根拠ある戦術構築こそが、フルセットにもつれ込む大一番でブレない精神的支柱となっている。