かつて大手芸能事務所トップコートに所属し、トップランナーとして日本の芸能界を疾走していた時代、彼の周囲には常に熱愛報道が付きまとった。共演した実力派女優やモデルとの親密な関係が週刊誌を賑わせたことも一度や二度ではない。
しかし、当時の報道の多くは決定的な証拠を欠くものばかりだった。成宮寛貴という人間を語る上で欠かせないのは、幼少期に母を亡くし、中学生の頃から弟の学費や生活を一身に背負って育て上げたという強烈な生い立ちだ。「誰かを守る」という責任感の強さは人一倍であり、恋愛に関しても軽率な行動を取ることは皆無に等しかった。過去に噂された女性たちとも、浮ついた関係ではなく、仕事を通じた深い信頼関係であったことが後に判明している。