革製品の魅力は、その表面(銀面)の扱われ方で劇的に変わる。原皮のクオリティが高くなければ採用できない手法もあれば、実用性を極限まで高めるための工業的アプローチも存在する。
リーベルとプントの違いは、単なる色やデザインのバリエーションではない。本革という天然素材を「どう活かし、どう保護するか」という設計思想の差異である。
革は生き物だ。その表面には個体ごとのドラマが刻まれている。リーベルはそのドラマをそのまま肌で感じさせるアプローチを取り、プントは現代の生活空間に必要な強固なプロテクションを与える。どちらが優れているかという単純な比較ではなく、居住者の生活様式と価値観に合致しているかどうかが問われる。