20代半ばを迎え、周囲の友人が次々とゴールインしていく中で、さわちゃんの焦りと切実な結婚願望は作中で何度も描かれました。「彼氏ができた」と見せかけて実は見栄だったり、クリスマスイブに予定がなく軽音部のパーティーに乱入して自暴自棄にお酒を飲んだりと、独身アラサー女性のリアルな悲哀がコミカルに描かれます。
美人でスタイルも良く、料理や裁縫も得意という家庭的なスペックを持ち合わせているにもかかわらず、恋愛が成就しない原因は、時折顔を出すメタラー時代の激しい本性や、理想の高さにあると考えられます。しかし、飾らない人間臭さと少し不憫な立ち位置が、視聴者にとっては親しみやすさと愛らしさとして映り、絶大な支持を集める要因となっています。