単に前職と同じ業界で職を探すだけでなく、新たな技能を習得して年収アップを目指す求職者が急増している。これを後押ししているのが、国が強力に推進する「リスキリング推進事業」だ。
指定されたIT、データサイエンス、グリーンテクノロジーなどの専門実践教育訓練を受講する場合、受講費用の最大8割が支給されるほか、受給中の生活を支える各種手当の加算措置が用意されている。ハローワーク新宿のキャリアカウンセリング窓口では、個々の求職者の適正を見極めながら、給付金支援を活用したリスキリング講座の選定をきめ細かくアドバイスしている。
現場のカウンセラーは語る。「スキルがないからと妥協して妥当な職を選ぶ時代は終わりました。給付制度を活用しながら自らの市場価値を高め、一歩上のキャリアへ挑戦する人々が今、確実に増えています」。