日本の英語学習コンテンツやネット上の解説には、実際のネイティブスピーカーの感覚と乖離した情報が散見されます。特に注意すべき3つの誤解を是正します。
誤解1:兄に直接話しかけるときに「Older brother!」と呼ぶ?
日本語では兄に向かって「お兄ちゃん」「兄貴」と肩書で呼びかけるのが自然ですが、英語圏では実の兄であってもファーストネーム(名前)で直接呼ぶのが基本です。「Hey, Older brother!」と呼びかけるネイティブは存在しません。親しみを込めて呼びかける場合は名前を呼ぶか、カジュアルに「Hey, bro!」と声をかけるのが自然です。
誤解2:「elder」を使えば常に丁寧で洗練された英語になる?
「older」より「elder」の方が上品であると誤認し、日常会話で「My elder brother loves video games.」のように使う人がいます。しかし、日常的な文脈で「elder」を多用すると、時代劇のような不自然な重々しさや古風な印象を与えてしまうリスクがあります。通常の会話では無理に「elder」を使わず、「older brother」または「brother」を選択するのが適切です。