現在、賃貸住宅市場では都市部を中心に家賃の上昇傾向が著しい。不動産業界の情報ポータルサイトであるSUUMOやLIFULL HOME'Sの登録物件データを見ても、主要都市圏での築浅物件や人気エリアの募集家賃は過去最高水準を更新し続けている。特に駅徒歩10分圏内やオートロック付きといった防犯性の高い部屋は、需要に対して供給が追いついていない。
公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)の調査でも、賃料改定の動きが広がりを見せており、更新時の値上げ要請に直面する入居者も増えている。また、見落とせないのが電気代やガス代などの光熱費だ。政府による燃料費調整額の支援策変動やエネルギー価格の不透明感により、夏場のエアコン使用期や冬場の暖房期には、電気代だけで月1万円〜1万5,000円を超えるケースも珍しくない。