成功の舞台は国内にとどまらない。新興勢力たちがこぞって目指すのが、シンガポール、ロンドン、ニューヨークといったグローバル都市への進出だ。
現地では、日本産の新鮮な和牛ホルモンを提供できる店舗が極めて稀少であるため、日本での提供価格の3倍から5倍という強気のプライシングが成立する。現地パートナーとの合弁やライセンス契約を駆使し、設立わずか3年で海外売上比率が50%を超える企業も現れた。世界の食文化の多様化と相まって、日本発のホルモン業態はグローバル市場で極めて高い利益率を誇る輸出コンテンツとなっている。