「役満」とは、麻雀における最高点の上がり手であり、滅多に出現しない奇跡的な組み合わせを意味する。その名を冠した美ボディというネーミングセンス自体が、エンターテインメント業界において極めて異彩を放っていた。プロ雀士としての緻密な頭脳戦と、ランウェイやグラビアで魅せる華やかなビジュアル。この一見すると対極にある二つの要素が合致した瞬間、メディアは彼女を称してその名を使い始めた。
当初はテレビのバラエティ番組やスポーツ紙の紙面を飾る一過性の話題かと思われた。しかし、彼女自身が魅せる確かな麻雀の実力と、ストイックな姿勢が裏打ちされるにつれ、言葉の持つ重量感は変化していく。一過性のブームではなく、美しさと実力を兼ね備えたアイコンの象徴へと昇華していったのだ。