この地に根ざす庄三郎丸の歴史は、単なる一船宿の記録にとどまらない。草創期を支えた後藤庄三郎の海に対する情熱と先見の明は、今なお港の精神として色濃く息づいている。平塚市漁業協同組合との強固な連携のもと、地域の水産資源保護と持続可能なマリンレジャーの共存をいち早く模索してきた功績は極めて大きい。
時代の波とともに船団の装備はハイテク化を遂げた。ソナーや魚群探知機が捉えるミリ単位の反応と、船長たちが長年の勘で嗅ぎ取る潮の匂い。その二つが融合することで、激戦区・相模湾において常にトップクラスの釣果を叩き出し続ける強固な信頼関係が築き上げられてきた。