お米を炊く前の「生米」と、炊きあがった「ご飯」。同じ100gでも、両者のエネルギー量は劇的に異なる。この違いを生む最大の要因は水分だ。
文部科学省が公表している「日本食品標準成分表(八訂)増補」の公的データによると、炊飯後の白米(めし)100gあたりのエネルギーは約156kcal。これに対し、水分を含む前の生米100gは約342kcalに達する。生米はお湯を吸って膨らむため、炊飯によって重量が約2.2〜2.3倍に増加するからだ。
キッチンスケールで重さを測る際、レシピや栄養計算アプリに入力した数値が生米なのか炊飯後なのかを勘違いすると、摂取エネルギーの計算に二倍以上のズレが生じる。ダイエット中の記録ミスで最も多い罠がここにある。