貴乃花氏が日本相撲協会を去った2018年秋の退職劇は、弟子をめぐるトラブルの対応や協会のガバナンス改革をめぐる対立が引き金となった歴史的な出来事でした。一切の妥協を排し、自ら身を引く形で貴乃花部屋は消滅。当時は今後の収入面を懸念する声も一部であがっていました。
しかし現在、貴乃花氏の財政基盤は極めて強固です。現在の主な収入源は以下の柱から構成されています。
第1に、大手企業のCM出演料およびブランドアンバサダー契約です。圧倒的な知名度と誠実なキャラクターは広告業界で依然として高い価値を誇り、1契約あたりのギャランティは数千万円規模と推計されます。
第2に、全国の企業や自治体からオファーが絶えない講演会活動です。「不屈の精神力」「組織と個人のあり方」をテーマにした講演は1本あたり100万〜200万円前後の高単価で推移しています。
さらに、単発のバラエティ番組やスポーツ特番へのゲスト出演料、書籍の印税やイベント出演料などを合算すると、現在の年収は推定で5,000万円から1億円規模を安定して維持しているとみられます。相撲協会所属時代よりも自由度の高いビジネス展開が可能になったことで、経済的にも十分な成功を収めています。