水遊びシーズンに避けて通れないのが、痛ましい水の事故だ。膝下ほどの浅いプールであっても、小さな子どもにとっては命に関わる危険が潜んでいる。転倒による溺水や、熱中症による体調不良は一瞬の隙に発生する。
事故を未然に防ぐため、現場で目を光らせるライフセーバーの存在感はかつてないほど高まっている。しかし、彼らだけに安全を委ねるのは危険だ。プール施設の安全啓発を行う日本プール安全協会の担当者は、「保護者の視線を3秒以上切らないことが最大の防御になる」と強く警告する。特に小型の浮き具からの転落や、混雑時の人波に埋もれる水難事故には細心の注意が必要だ。
安全に楽しむための施設選びでは、救護体制の充実はもちろん、未就学児専用の浅瀬エリアが明確に区画整理されているかを確認しよう。適切な安全対策が講じられた施設を選ぶことこそが、安心して過ごすための第一歩だ。