結論から明確に記すと、えなりかずきは現在も独身であり、過去に離婚歴もない。戸籍上の妻や嫁が存在した事実は一切存在しない。それにもかかわらず、GoogleやSNSで彼の名前を検索すると、あたかも配偶者が実在するかのような関連サジェストが絶え間なく表示される。
この根強い誤解を生み出している最大の背景には、TBS系列で1990年から足かけ30年近くにわたり放送された橋田壽賀子脚本の名作ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の影響がある。劇中でえなり演じる長男・小島眞は、大学進学、公認会計士試験への挑戦、就職、そして結婚と波乱万丈の人生を歩んだ。劇中では波瑠演じる恋人との破局を経て、最終的に西原亜希演じる貴子とゴールインし、家庭を築くプロセスが克明に描かれた。
幼少期の5歳から成人後の姿まで、数千万人規模の視聴者がリアルタイムで見守った結果、ドラマ内の家族模様と役者本人の私生活との境界線が曖昧になった視聴者が続出。「えなりくんは所帯を持って子どももいるはずだ」という強烈な残像が世間に刷り込まれ、現実の生活でも「嫁がいる」という思い込みが定着する結果となった。
また、彼がバラエティ番組やトークショーに出演する際、見事な受け答えと落ち着き払った佇まいを見せることも、家庭的な安定感を連想させる要因となっている。しかし、2026年の現時点に至るまで、芸能事務所からの結婚発表やスポーツ紙による入籍の一報が打たれたことは一度もない。