引退直後、ネットの一部掲示板や週刊誌報道では「競技から退いてタレント・インフルエンサー活動に軸足を移すのではないか」「スケート技術が錆びつくのではないか」といった懐疑的な見方が散見されました。しかし、2026年現在の彼女の活動実績は、そうした安易な憶測を完全に覆しています。
第一線の現場取材で明らかになっているのは、引退後も変わらない過酷な氷上トレーニングの継続です。アイスショーのオフシーズンであっても、本田は早朝や夜間の貸切リンクで基礎スケーティングを黙々と磨き続けています。競技用の高難度4回転やトリプルアクセルといった身体への過度な負担を要するジャンプを回避できる分、エッジの深さ、体重移動のシームレスさ、体幹の安定性といった「本質的な滑走技術」の向上に膨大な時間を投資できるようになったのです。
メディア露出が増加しているのは事実ですが、それはプロスケーターとしての看板を世間に周知させ、アイスショーという文化そのものへ新たな観客を呼び込むための戦略的な活動に他なりません。本業である氷上のパフォーマンスにおいて一切の手を抜かない姿を現場で見せ続けることで、目の肥えたスケートファンからのリスペクトを勝ち取っています。