多くのプレイヤーが「フラダリに勝てない」と頭を抱える最大の要因は、メガシンカを遂げたギャラドスの耐性と攻撃性能にあります。通常、ギャラドスといえば「みず・ひこう」タイプであり、4倍弱点である電気技を一撃当てれば倒せるというイメージが定着しています。しかし、メガシンカの仕様こそが初見プレイヤーを陥れる最大の罠でした。
メガシンカした瞬間、ギャラドスのタイプは「みず・あく」へと変化します。これにより、従来の4倍弱点だった電気タイプは2倍の通常弱点へと半減され、さらに草タイプ、格闘タイプ、虫タイプ、そして当時新設されたばかりのフェアリータイプが新たな弱点として浮上します。「電気技を撃ったのに耐えられ、返しの『じしん』で一撃死させられた」という悲鳴がコミュニティに溢れたのは、このタイプ相性の逆転劇が原因です。
さらに脅威なのが、メガシンカによって獲得する特性「かたやぶり」です。相手の特性を無視して攻撃できるため、「がんじょう」で確実に耐えて反撃する戦術や、「ふゆう」で地面技を空かす戦術が一切通用しません。素早さ種族値81からの「こうげき種族値155」という暴力的数値に加え、フェアリー対策に「アイアンヘッド」まで仕込んでいる周到さが、フラダリを歴代屈指の難敵たらしめています。