かつて青い鳥のアイコンで親しまれたソーシャルメディアは、実業家イーロン・マスクによる買収を経てX社へと社名を変更し、その運営スタンスを大きく一変させた。最も世界を驚かせたのが、それまでオープンに提供されていたTwitter APIの原則有料化と、外部クライアント接続に対する極めて厳格なアクセス制限である。
無料および低価格帯のアクセス枠が事実上撤廃され、商用アクセスや大量データ取得には月額数千ドルから数万ドルという極めて高額な料金設定が課されることとなった。この急速なマネタイズへの舵切りは、プラットフォーム上のデータ保護やボット対策を表面上の理由に掲げつつも、実質的には自社純正アプリへのトラフィック集中と広告収益の囲い込みを目的としたものだという見方が強い。