2026年に入り、各社が公開したラグビー関連CMは従来以上に人間ドラマとリアリティへ舵を切っています。なかでも放映直後から大反響を呼んでいるのが、全世代のラグビーを応援する三井住友銀行(SMBC)の新CM『ラグビーって人生だ』篇(2026年2月13日放映開始)です。
本作の主軸を担う出演者として画面に重厚な存在感を放っているのが、かつてラグビー日本代表のキャプテンとしてチームを牽引した菊谷崇氏と、女子ラグビー界のレジェンドである中村知春選手です。さらに、劇中で白熱のスクラムとタックルを披露しているのは、大学ラグビー界屈指の伝統を誇る早稲田大学ラグビー蹴球部の現役部員たち。CG合成に頼らない本物のラガーマンによる肉体と肉体の衝突が、圧倒的な説得力を生み出しています。
一方、胸を締め付けるドラマ仕立てで話題を集めたのが「つながりは、強さになる。」篇(60秒)です。公式戦終盤、負ければ引退となる緊迫した局面で、泥だらけになりながらお互いを信じ抜く2人の高校生ラガーマンの「心の声」を繊細に描き出しました。若手実力派俳優の起用と、全国高校ラグビー大会を想起させるリアルな試合展開が、現役の部活生やラグビー経験者の涙腺を刺激しています。
また、ラグビーCMを彩る女優陣のキャスティングも見逃せません。歴代のラグビー日本代表CMや大会プロモーションでは、広瀬すずさんや中条あやみさんといったトップ女優がサポーター役として爽やかな風を吹き込んできました。直近のWeb動画やTVer限定CM(「4年に一度の桜咲く」篇など)では、グラウンドの泥臭さとは対照的な凛とした佇まいの新進気鋭モデルや女性タレントが起用され、激しい競技の魅力を一般層へ届ける架け橋となっています。