殺人事件の主犯である男は犯行直後に現場で命を絶ったため、被疑者死亡のまま書類送検され、直接の刑事裁判が開かれることはありませんでした。しかし、住所特定に加担した探偵業者や情報ブローカーに対する刑事責任の追及は厳しく行われました。
違法な手段で個人情報を詐取・提供した探偵業者ら複数人が不正競争防止法違反(営業秘密侵害)や偽計業務妨害罪、個人情報保護法違反などの容疑で相次いで逮捕・起訴されました。裁判では以下のような判決が下されています。
- 情報漏洩を仲介したブローカーら:懲役刑(執行猶予付き判決および実刑判決)
- 直接役所を欺いて情報を引き出した調査員:有罪判決の確定
また、被害者の遺族は「行政の杜撰な対応によって住所が漏洩した」として逗子市などを相手取った損害賠償請求訴訟を起こし、市側の重大な過失を問う司法判断が下されるなど、行政側の情報管理責任も厳しく糾弾されました。