セーラー服に腕章、そして丸メガネ。一度見たら忘れられないビジュアルで世界を魅了するSUZUKAの原点は、大阪で過ごした幼少期にある。幼い頃から歌うことと体を動かすことに人一倍の執着を見せていた彼女は、早くからダンススクールに通い、自身の表現力を磨き上げてきた。
「自分の中にあるエネルギーをどうやって外に吐き出すか、それだけを常に考えていた」と関係者が語るように、彼女の根底にあるのは表現への純粋な欲求だ。2015年に結成された「新しい学校のリーダーズ」において、最年少でありながらメインボーカルを務めるSUZUKAのパワフルな歌声は、グループのアイデンティティそのものとなった。
初期の泥臭いライブハウス回りを経て、彼女たちが手にしたブレイクのきっかけは決して偶然ではない。昭和歌謡の情感と現代的なオルタナティブ・ロック、そしてキレのあるダンスを融合させたスタイルは、時代の隙間に奇跡的にフィットしたのだ。ステージで見せる破天荒な振る舞いの裏には、楽曲の1音、ステップの1コマにまでこだわる徹底的なプロ意識が隠されている。