日本中を明るい笑顔で包み込んだ高島忠夫さんの訃報が届いたのは、2019年6月26日のことでした。東京都世田谷区の自宅で息を引き取った高島さんの死因は老衰。満88歳(享年89)の天寿を全うする大往生でした。
最期の瞬間は、救急搬送や延命治療に頼ることなく、慣れ親しんだ自宅のベッドで静かに迎えました。長年介護を続けた妻の寿美花代さんをはじめ、家族に見守られながら眠るように息を引き取ったと伝えられています。生前から「自宅で穏やかに過ごしたい」という本人の強い希望があり、家族がその思いを尊重して最期まで寄り添い続けた結果でした。
かつて司会者として見せたエネルギッシュな姿とは対照的に、晩年は病との長い戦いの日々でした。それでも家族に見守られながら迎えた旅立ちは、まさに穏やかで温かなエンディングだったといえます。